若草鍋(商標登録)
若草鍋について
若草鍋 (商標登録) は当館の名物料理として、
10月から 3月にかけてお客様にお召し上がり頂いております。
ほうれん草を土台に、こんもり盛り付けるこのお鍋を、
新緑の若草山に擬え「若草鍋」 と命名したのは、
かの志賀直哉先生でございます。
フランスELLE誌に「天皇も賞味された日本版ブイヤベース」
として三宅一生先生にご紹介頂くなど、今も内外多くの方に
喜んで頂いております。
最後のお雑炊まで、ゆっくりとお召し上がりください。
10月から 3月にかけてお客様にお召し上がり頂いております。
新緑の若草山に擬え「若草鍋」 と命名したのは、
かの志賀直哉先生でございます。
として三宅一生先生にご紹介頂くなど、今も内外多くの方に
喜んで頂いております。
若草鍋の時期
- 10月1日~3月31日 期間限定です
若草鍋の献上のエピソード
昭和天皇陛下の奈良ご巡幸の際、
奈良の名物料理として当館の若草鍋を献上させて頂きました。
献上が決まってからは、少しでも奈良をお楽しみ頂けるように
具材はもちろん、いろいろな準備をしたそうです。
土鍋は清水焼で特注をし、その上蓋には金沢で金箔を施し、
炭を入れる七輪(かんてき)も同じく清水焼で誂えました。
またお鍋の具材を入れる漆器は、輪島で作って頂いたそうです。
「若草鍋」は、海のない奈良県にあって、各地のおいしい素材を
一同に集め、その具材を組み合わせて絶品のお鍋として
お召し上がり頂く、まさに馳走というにふさわしいお料理です。
現在は物の行き来が簡単ですが、当時は各地から食材を集め
揃えるだけでも大変なことだったようです。
今は鯛は切身だけを使用しておりますが、献上の際には
鯛の頭もお鍋に入れてお出ししたそうです。
昭和天皇は、一番最初にその鯛の目玉からお召し上がりに
なられたそうです。
「お世話をかけます」と陛下からお言葉を頂戴し、
とても感激したと先代から聞き及んでおります。
「季節のお便り」「御認証の間」公開と若草鍋 に
その時の写真がございます。
奈良の名物料理として当館の若草鍋を献上させて頂きました。
具材はもちろん、いろいろな準備をしたそうです。
炭を入れる七輪(かんてき)も同じく清水焼で誂えました。
またお鍋の具材を入れる漆器は、輪島で作って頂いたそうです。
一同に集め、その具材を組み合わせて絶品のお鍋として
お召し上がり頂く、まさに馳走というにふさわしいお料理です。
揃えるだけでも大変なことだったようです。
鯛の頭もお鍋に入れてお出ししたそうです。
昭和天皇は、一番最初にその鯛の目玉からお召し上がりに
なられたそうです。
とても感激したと先代から聞き及んでおります。
その時の写真がございます。
若草鍋の具材
- 伊勢海老 鯛 鯒 鱧 若鶏 春雨
法蓮草 生湯葉 銀杏など16種